光年とは時間ではなく距離の単位。パーセクへの換算法。

光年という単位は
天文学などにおいては頻繁に出る単語の1つですが
つい時間のことだと思っている人も
多いのではないでしょうか。

 

 

光年というのは時間ではなく
距離の単位のこと。
今回は光年について見ていきます。

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光年とは時間ではなく距離の単位

○○光年というのは
天文学などでは頻繁にでる単位の1つです。

 

 

頻繁に出るというよりも
天文学を知っていく上では欠かせないものでありますが
いまいちちゃんとした意味を知っているという人は
意外にも少ないかもしれません。

 

 

多くの人が間違う意味としては
時間の単位。

 

 

光年というのは
光の速度を基準としたものなので
つい時間の単位として覚えてしまう人が多いというのも
頷ける気もします。

 

 

しかし光年の本当の意味は
時間の単位ではなく距離の単位のこと。

 

 

1光年というのは
光の速度で1年かけて到達できる距離であり
もし人間の進む距離で考えれば
途方もない時間がかかります。

 

 

現在、最も速いスピードを持つのは
光の速度、光速といわれており
光速を超える速さを持つものはないと考えられています。

 

 

なので光年というのは
現存するものの中で最も速いスピードで
辿りつける最短距離のこと。

 

 

2光年ならば
光の速度で2年間かかって到達できる距離であり
宇宙からすればほんの近所に過ぎないものの
とても長い距離であることには変わりありません。

 

 

しかし宇宙に一歩でれば
何億光年かかって辿りつける距離もあるので
宇宙の大きさは図りしれませんし
有力な説として、宇宙は現在も膨張し続けていると
言われているのを考えると
宇宙の果てというのはとんでもなく遠い先に
あるということ。

 

 

また、地球から1光年先に星があったとすると
その星の光というのは1年前に輝いていた
過去の光であるというのも
忘れてはいけないところ。

 

 

よく星空をみていて
今輝いているあの星は
もうすでにない星かもしれない…なんてことを
きくことがあると思いますが
1年かけてその瞬間の光が
1光年先に届くので
そう考えてみると
天体観測をする上では少しせつないような
不思議な気持ちになりますよね。

 

 

地上から見える星空というものは
1光年先の光もあれば
数十、数百…ととても離れた位置に
存在している星も多くあります。

 

 

もしかしたら見上げた夜空に見える星は
自分自身が生まれる前に放たれた光かもしれない。

 

 

実はもうあの星は存在していないかもしれない。
そういうことを踏まえた上で
天体観測をしてみると
また違った面白さが発見できるかもしれませんね。

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パーセクへの換算法

さて、光年=光が到達できる距離
ということについてみてきましたが
実際光年、光の到達できる距離ときいても
いまいちピンとこない人も多いでしょう。

 

 

まず簡単で身近な距離で
1光年というのはどれほどの距離なのか
みていきましょう。

 

 

まずはメートルに表すと
1光年=9,460,730,472,580,800m
(9460兆7304億7258万800m)
となります。

 

 

次にキロメートルとして表すと
1光年=9,460.730,472,580.800km
(9兆4607億3047万2580.800km)
となりますね。

 

 

では次にAUとして表してみます。

 

 

AUというのは、地球と太陽の距離の単位
天文単位として使われていますね。
1AU=149,597,870,700mです。

 

 

太陽と地球の距離は1光年かからない距離なので
AUに直してみると短めな
1光年=およそ63,241AU

 

 

 

次にパーセクに換算してみましょう。

 

 

パーセクというのは
天文学において使われる距離の単位であり
地球からみて、太陽と星の間の距離が
視差1秒になる距離のことを1パーセクと表します。

 

 

パーセクに換算すると
1光年=0.306,601パーセク

 

 

こうして一般的に使われるメートルやキロメートルに
表してみるととても長い距離になりますが
天文学の単位で表してみると
1光年というのもやや短めな感じに見えていきますね。

 

 

天文学で用いられる単位は
何かを基準にして考えられる距離であったりと
様々なものがあり
用途に合わせて使われていきます。

 

 

しかし光年という距離の単位は
天文学において最も使われる距離であり
たとえ天文学に興味がなくとも
使われる単語だと思うので
覚えておくといいかもしれませんね。

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